こんにちは、まろむです。
今回は公務員のインターンシップは参加した方が有利?という疑問にお答えしていきます。
このような悩みを抱えている人向けの記事です。
公務員のインターンシップへの参加を考えておられる方は、学生さんが多いですかね。
民間企業の選考では、インターンシップへの参加はほぼ必須と言えるくらい重要ですよね。
しかし公務員は、インターンシップに参加しなくても採用の合否には影響しないという情報もあり、学生の皆さんの中にはどっちが正しいんだろう‥と悩んでおられる方もおられるかもしれません。
この記事を読んで解決できる悩み
- 公務員のインターンシップへの参加は採用に有利なのかどうかがわかる
- 参加しないと採用に不利になるのかどうかが分かる
- 参加できない場合、具体的にどうすれば良いのかがわかる
○この記事が信頼できる理由
この記事の筆者まろむしは、現役の地方公務員(県庁職員)です。
そして、僕自身公務員のインターンシップには参加しなかった(できなかった)過去があります。
その実体験に基づいて記事を書いているので、信憑性はあるかと!
目次
結論:公務員のインターシップは参加した方が有利
結論から言うと、公務員のインターンシップには参加した方がいいと思います。
なぜなら、公務員のインターンシップに参加すると、得られるメリットがめちゃくちゃあるからです。
以下で解説していきます。
公務員のインターシップに参加するメリット(有利になる理由)
公務員のインターンシップに参加することで得られるメリットを紹介していきます。
面接で有利に働く(志望動機に説得力を持たせることができる。)
1つ目のメリットはインターンシップに参加したという経験が面接で有利に働くということです。
正直、これが一番大きいメリットだと思います。
面接時に、インターンシップに参加した事実はめちゃくちゃ役に立ちます。
なぜなら、インターンで実際に自分で職場を訪れ、実際に働く公務員を見たり話を聞いたりした経験は、面接で志望動機や熱意を伝える際に説得力を持たせるからです。
例えば、受験生Aさんと受験生Bさんがいたとします。
この2人が面接でそれぞれ次のようにアピールしています。
・Aさん「公務員がどんな仕事をしているのか実際に見たことはないけど、公務員として精一杯頑張ります!」
・Bさん「インターンシップで実際に働く公務員の方々の姿を見て、私も同じように公務員の一員として頑張っていきたいと思うようになりました!」
どちらの方が熱意が伝わって来ますか?
おそらく多くの方がBさんのほうが熱意も伝わってくるし、説得力もあると感じたのではないでしょうか。
このように、実際にインターンシップに参加したというエピソードは、面接の際に熱意を伝える材料になるし、志望動機に説得力を持たせることができるのです。
実際に職場を見ることで、モチベーションが上がる
2つ目のメリットは、実際に職場を見ることで、試験対策のモチベーションが上がるということです。
公務員試験の対策は、かなりの長期戦です。
たまに3ヶ月の勉強で合格した!なんて強者も見かけますが、多くの方は試験本番1年〜半年前くらいには対策を開始すると思います。
1年近くの長期にわたって膨大な試験範囲を勉強し続けるのは、結構しんどいです。
挫折しそうになることも何度もあると思います。実際、結構の数の公務員志望で勉強していた人たちは挫折して、民間企業就活へと流れていきます。
僕の周りにもそういう人は結構いました。
しかし、インターンシップで実際に職場を訪れて仕事を見たり、先輩職員に話を聞いたりすることで、「自分もあそこで働きたいから頑張る!」とモチベーションを高める効果が期待できます!
インターンシップで人事の人に好印象を残すことができれば、採用の時(面接)でプラスに働く可能性がある
3つ目のメリットは、インターンシップで人事担当者に好印象を残すことができれば、採用の時(面接)でプラスに働く可能性があるという点です。
なぜなら、あなたとインターンの時の人事担当者が、受験生と面接官として面接の時に再会する可能性もゼロではないからです。
あなたのインターン中の言動が礼儀正しかったり等、人事担当者にいい印象を残すことができれば、面接官は「あ、あの時の礼儀正しかった学生さんだ!」と思い出して、あなたに無意識に好印象を抱くでしょう。
それは、面接の結果にもプラスに働くはずです。
公務員が本当に自分に合っているか、合っていないかを判断する材料になる
4つ目のメリットは、公務員が本当に自分に合っているか、合っていないかを判断する材料になるという点です。
公務員が実際にどんな仕事をしてるのか、説明できますか?イメージできますか?
ぼんやりとはわかるけど、具体的にはあまりわからない‥という方が結構多いのではないですか?
公務員の実際に仕事をしている所って、見る機会あまりないですよね。(普段見る機会があるのは、市役所の窓口くらいでしょうか。)
インターンシップは、実際に公務員の仕事を見ることができる、数少ない機会です。
皆さんの中には、公務員の
- 安定
- 定時に帰れる
- 仕事が楽なのに給料がいい
というイメージに惹かれて公務員を目指してるという方もいるかもしれません。
しかし、それだけで公務員を目指すのは危険です。
公務員の実態は、世間のイメージとはかけ離れている点も正直結構多いと思います。
インターンシップに参加することは、
- 自分は本当に公務員になりたいのか?
- 公務員になった後に後悔はしないか?
等を考え直すいい機会になるかもしれません。
公務員のインターシップに参加するデメリット
公務員のインターンシップに参加するデメリットを紹介します。
インターンシップでやらかして人事の人に目をつけられてしまったら、採用時(面接等)に不利に働く可能性がある
公務員のインターンシップに参加するデメリットは、もしインターンシップでやらかして人事担当者に目をつけられてしまったら、採用時(面接等)に不利に働く可能性があるという点です。
ですが、普通に過ごしていれば目をつけられるなんてことはまずないはずなので、あまり気にしなくてもOKです。
インターンシップに参加しないと、公務員試験に合格できない?
では、公務員のインターンシップに参加しなかったら採用の際に不利になり、合格するのが難しくなってしまうのでしょうか。
結論を言うと、インターンに参加しなくても、公務員試験には合格できます。
インターンシップに参加しないと合格できないわけではないのです。
インターンシップに参加しなくても公務員試験に合格することができる理由は、公務員試験は試験本番で合格点以上を取りさえすれば合格できる試験だから。
ここは、民間企業の就活と結構異なるところですね。
民間企業の選考では、インターンは非常に重要です。
インターンが選考を兼ねている場合もあり、参加しないと圧倒的不利になってしまいます。
ですが、公務員試験は試験本番の点数だけで合否が決まる試験。
インターンに行かなくても、筆記試験と面接試験で良い成績を残すことができれば合格できます。
インターンに参加しなかったからと言って、減点等のマイナスの評価を受けることはありません。
逆に、インターンに参加しても本番の試験で点が取れなければ落ちます。
僕もインターンシップには参加しませんでしたが、公務員試験に合格し、現在は公務員として働いています。
しかし、インターンに参加したほうが有利なのは確かです。
インターンシップに参加しなかった人は、参加した人に比べたら遅れをとっていると言えるでしょう。
しかし、心配はいりません。
インターンに参加せずに合格したい場合は、すこし工夫をすればOKです。
インターンに行かずに公務員試験に合格するにはどうすればいい?
では、インターンに参加せずに公務員試験に合格するにはどうすればいいのでしょうか。
結論をいうと、面接で熱意が伝わるエピソードを他に作りましょう。
インターンに参加したという事実は、面接で熱意を伝える上で非常に強力なツールになります。
なので、そのツールを持っていない人は代わりに熱意を伝えることができるツールを用意する必要があります。
具体的には、
- 希望する自治体等が開催するイベントに参加する
- ホームページなどで希望自治体の情報を徹底的にリサーチする
等をするのが効果的でしょう。
まとめ
今回は、公務員のインターンシップは参加した方が有利?という疑問にお答えしました。
内容をまとめてみます。
- 公務員のインターンシップは、参加した方が有利
- 公務員のインターンに参加するメリットは、
- 面接で有利に働く(志望動機に説得力を持たせることができる。)
- 実際に職場を見ることで、モチベーションが上がる。
- インターンシップで人事の人に好印象を残すことができれば、採用の時(面接)でプラスに働く可能性がある。
- 公務員が本当に自分に合っているか、合っていないかを判断する材料になる
- しかし、インターンシップに参加しなくても、面接で熱意が伝わるアピールすることができれば合格できる!
もし、あなたが公務員のインターンシップへの参加を悩んでいるのであれば、参加を検討してみる事をお勧めします!
しかし、参加できなかった人も、他にできる事に取り組んでいきましょう。