こんにちは、まろむです。
今回は、新卒採用公務員が一年目でやるべきこと【仕事編】です。
新規採用職員の皆さん、採用おめでとうございます!
新しく始まる公務員生活への期待が膨らむのと共に、不安もあるのではないでしょうか。
そんな新採公務員の皆さんに向けて、現役公務員であるまろむが実体験から感じた新採公務員が1年目でやっておくと良いことを紹介しちゃいます。
もう採用されてからしばらく期間が経っちゃったよ・・・なんて方にも、きっと役に立つ内容にんっていると思います!
目次
新卒採用公務員が一年目でやるべきこと【仕事編】
新採公務員が1年目でやるべきことは、次のとおり。
-
- 仕事や職場の雰囲気に慣れる
- 職場の人達と良い人間関係を構築する
- 基本的なビジネスマナーを身に付けておく
- たくさん質問する
- メモを取る
- 人を覚える
- 自分から進んで動くクセをつける
- 余裕があれば引継書を作り始めてみる
- 人を観察する
順に解説していきます。
仕事や職場の雰囲気に慣れる
新卒採用の新人公務員さんがまずやるべきことは、仕事や職場の雰囲気に慣れることです。
多くの公務員はほとんど研修もなくいきなり現場に出て仕事をしなければならない場合が多いです。
公務員は1年目の最初から自分の担当業務が定められており、自力で業務を進めていく必要があります。
なので責任感の強い方は
「完璧に仕事をこなさないと…!」と肩に力が入りすぎて、ストレスになってしまうこともあるかも知れません。
しかも、
- 新しい環境
- 新しい職場
- 新しい人間関係
- 全くわからないはじめての仕事
等、新社会人は慣れないことだらけです。
新人公務員さんは、4月1日から公務員として各職場で働くことになりますが、その1日前まではただの大学生だったわけです。
そんな直前まで大学生だった人が急に公務員として完璧に仕事をこなすなんて、よっぽどのスーパーマンでもない限りムリです。笑
なので新人公務員さんはまずは肩に力を入れすぎずに、リラックスして仕事や職場の環境に慣れることに注力してみましょう。
職場の人達と良い人間関係を構築する
職場の人達と良い人間関係を構築することも、新人公務員さんに取り組んでもらいたいことの1つです。
新採公務員さんは、職場には
- 上司
- 同期
がいると思います。
しかし、ほとんどの職場の方が初対面の人のはずです。
職場は生活の中でも長い時間を過ごす場所になるので、できるだけ味方が多い過ごしやすい空間であった方が良いですよね。
とは言っても全員とすぐに仲良くなれというのも難しい話だと思います。
なのでまずは、
- 自分から進んで挨拶をする
等の簡単なことから始めてみるのもオススメです!
基本的なビジネスマナーを身に付けておく
基本的なビジネスマナーを身に付けておくのも、新採公務員さんにやっておいてもらいたいことの1つ。
- 名刺交換
- 来客対応
- 電話対応
等の基本的なビジネスマナーは入庁してからでなんとかなるか!
と考えている方も多いかもしれません。
たしかに、民間企業等ではビジネスマナーの研修は充実しているイメージがありますもんね。
しかし、公務員は研修などでビジネスマナー研修等は、ほぼありません。
(僕の代(昨年)はコロナで研修自体が中止になったのも影響していますが…)
ですが、毎年行われる新採研修もビジネスマナーは軽く触れる程度のもののようです。
おそらく、他の自治体でもそんなに差はないのではないかと思います。
じゃあ、公務員にビジネスマナーは必要ないのではないかというとそうではありません。
部署によって程度の差はあれど、
- 職場の方々
- 地元住民の方々
- 民間企業の方々
- 他の自治体職員の方々
等、さまざまな方々を相手に仕事をする公務員の業務では、ビジネスマナーが必要になる機会はかなり多いです。
しかも、新採公務員さんは入庁後すぐに実務に取り掛からなければならない場合が多いので、なにもビジネスマナーを知らない状態で入庁日を迎えてしまうと面食らってしまう場合もあるかもしれません。
特に一般住民の方などからしたら、
新採職員だろうがしったこっちゃない訳です。
実務を重ねる中でビジネスマナーが磨かれていく部分もあるかとは思いますが、
やはり基礎的な知識は確認してから入庁日を迎えることをオススメします!
基本的なビジネスマナー知識を得る方法としては、
- 本
- ネット(YouTubeの動画などでもわかりやすいかも)
このあたりをチェックしてみてください!
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たくさん質問する
新採公務員さんに是非取り組んでもらいたいことの1つが、たくさん質問をすることです。
新採公務員さんは、仕事もわからないことだらけです。
ですが、わからないことをわからないままにして仕事を進めていってしまうのは危険です。
なぜなら、
- ミスが生まれる
- 成長できない
からです。
ミスは、早い段階で疑問点や不安点を消しておくことで未然に防げる場合が多いです。
最初は些細なミスでも、放っておくと大きなミスに発展してしまう可能性もあります。
また、1年目はいくら質問しても多目に見てもらえるボーナス期間みたいなものです。
質問すると、1年目だと「1年目だし、わからないのは当たり前だよね!」って感じだったのが、
2年目になると、「2年目なのにそんなことも知らないの?」みたいな雰囲気になるという話を僕もよく聞きます。笑
このボーナス期間の1年目に、どれだけたくさん質問することができるかが勝負です!
しかし、同じ質問を何度もしたり、上司の方が忙しそうなのにむやみやたらに質問したりするのは避けましょう。
おすすめは、
- 疑問点をメモする専用のノートを作っておいて、
- 上司の方の手が空いていそうな時にまとめて質問する
方法です!
上司の方も、きっと親身になって教えてくれるはずです!
メモを取る
新採職員の方に取り組んでもらいたいのが、とにかくメモを取ることです。
メモは、超大事です。
メモを取るメリット
- あとから情報の振り返りができる
- 話の要点・疑問点を整理しやすい
- 相手にも自分にも安心感を与えることができる
これらのメリットがあるため、新採職員さんはどんどんメモを取るようにしましょう。
- 自分から誰かに質問する時
- 上司の方に呼ばれた時
- 来客対応の時
- 電話対応の時
等は、常にメモとペンを携帯しておくのが良いかもしれませんね!
人を覚える
新採職員さんには、職場の人を覚えることにも取り組んでもらいたいです。
職場には、めちゃくちゃたくさん人がいますよね。
最初はなかなか顔と名前が一致しないと思います。
しかし公務員は各職員ごとに担当業務が決まっており、円滑に業務を進めて行くためには
- だれがどんな仕事を担当しているのか?
は把握しておく必要があります。
自分から進んで動くクセをつける
自分から進んで動くクセをつけるのも、ぜひ意識して取り組んでもらいたいことです。
- 上司に呼ばれたらすぐに返事をして席を立つ
- お客さんが来たら一番に席を立つ
- 電話が鳴ったらできるだけ最初に出る
最初の頃からこれを意識しておくと、習慣になって自然にできるようになります。
また、指示されないと動けない指示待ち人間にならないようにも心がけてみましょう。
最初の頃はなにもわからないので指示を受けて動くのはしょうがないですが、ある程度経ったらどう動くべきなのかが少しずつわかってくるはずです。
そうなったら、自分から先回りして動いてしまいましょう。
自身の成長にも繋がるし、上司の方にも可愛がってもらえるはずです!笑
余裕があれば引継書を作り始めてみる
これは個人的にオススメなのですが、余裕があれば引き継ぎ書を作り始めてみるのもアリです。
公務員は数年毎に異動があるので、自分の後任の担当者のために現在の自分の担当業務を引き継ぐ引き継ぎ書を作る必要があります。
おそらく、皆さんの前任の方も皆さんに向けて引き継ぎ書を作ってくれているのではないでしょうか。
基本的にはそれをベースに後任者への引き継ぎ書も作っていくことにはなるのですが、どうせならアップデートしてより良いものを引き継ぎたいですよね。
しかも、絶対に異動前には書くことになるものです。
なので、後回しにするくらいなら新採職員の皆さんは入りたてでも引き継ぎ書の作成に着手してしまいましょう!
しかも、これにはいくつかメリットがあります。
早い内から引継書を作るメリット
- 引き継ぎ書自体のクオリティが高まる
- 業務効率化のヒントが見つかることがある
- 自分の業務への理解度が上がる
引継書を作りながら自分の仕事を見つめ直してみると、
と感じる部分も見つかってきたりします。
改善できるところは、どんどん改善するべきです。
前述の仕事のメモから得られた気づき等も引き継ぎ書に反映させると、より良い引き継ぎ書にすることができるでしょう。
あなたの後任の人があなたの引継書を読んだ時に、
「この引継書のお陰で仕事がメチャクチャやりやすくなった!」と思ってもらえると嬉しいですよね。
人を観察して、デキる人を真似る
仕事に余裕があるときに、職場の人を観察してみるのもオススメです。
特にオススメなのが、デキる職員の方を観察してみること。
- その人は、なぜデキるのか?
- デキる人は、どんな風に仕事に取り組んで、成果を出しているのか?
- 他の人と何が違うのか?
等を意識しながらみていると、新たな発見があるはず。
まとめ:新卒採用公務員が一年目でやるべきこと【仕事編】
今回の記事をまとめます。
新卒公務員一年目がやるべきこと
- 仕事や職場の雰囲気に慣れる
- 職場の人達と良い人間関係を構築する
- 基本的なビジネスマナーを身に付けておく
- たくさん質問する
- メモを取る
- 人を覚える
- 自分から進んで動くクセをつける
- 余裕があれば引継書を作り始めてみる
- 人を観察して、デキる人を真似る
ぜひ、試してみてください!