こんにちは、まろむしです。
今回は、内部リンクについて解説します。
「内部リンクって何?最適化するとどんな効果があるの?」
「内部リンクにはSEO対策の効果もある?」
このような疑問に答えます。
目次
内部リンクとは
内部リンクとは、自サイトのウェブページから自サイト内の他のページへと貼られた、サイト内のページ同士を繋ぐリンクのことです。
たとえば、まろむしBLOGのトップページ、←このような感じです。
前述の青い文字は本ブログのトップページへの内部リンクで、自サイト内の異なるページ同士を繋ぐ役割を持っています。
以前、Googleの検索順位が決まる仕組み【サイトの検索数を増やしたい人必見】の記事で被リンクが良質なサイトから自サイトに向けて貼られるとGoogleからの自サイトの評価があがり、SEO効果が期待できると解説しましたが、あれは主に外部サイトから自サイトへのリンク、いわゆる「外部リンク」のお話でした。
外部リンクは他サイトの運営者からリンクを貼ってもらう必要がありましたが、内部リンクは自サイト内のリンクなので、自分で貼って最適化することができます。
自サイト内の内部リンクなんて自分で貼り放題なのに、それでSEOのメリットなんてあるの?とお思いの方もいるかもしれません。
しかし、内部リンクを最適化することには沢山のSEO上のメリットがあるのです。
内部リンクを最適化するメリット
内部リンクを最適化することは、SEO対策をしていく上で非常に重要な要素の1つであり、大きなメリットがあります。
内部リンクを最適化することで得られるメリットは以下の4つ。
①クローラーがサイト内を巡回しやすくなる
②外部からの被リンクと同様の効果が見込める
③ユーザビリティ(利便性)に直結する
メリット①クローラーがサイト内を巡回しやすくなる
内部リンクを貼ると、サイト内をクローラーが巡回しやすくなります。
なぜなら、クローラーはページ内の内部リンクを辿りながら移動するからです。
クローラーがサイト内を巡回しやすくなると、クローラーはウェブページをより発見しやすくなります。
ウェブページは、クローラーによって発見されてインデックスされることで、初めて検索結果に表示されるようになり、Googleにより評価されるようになります。
クローラとインデックスの仕組みは以前の記事でも紹介しているので、そちらもよければご覧ください。
サイトはクローラーによってインデックスされないとGoogleに評価もされず、検索結果にも表示されるようになりません。
そこで内部リンクを最適化することでクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、サイトがGoogleにインデックスされやすくなる効果が期待できるのです。
メリット②外部からの被リンクと同様の効果が見込める
以前の記事で、外部からの被リンクはSEO対策上で非常に重要な要素の1つであると紹介しました。
実は、内部リンクも内部の被リンクとして、外部リンク同様に大きなSEO効果を持ちます。
内部リンクもGoogleに被リンクの1つだと判断され、自サイトの被リンクの数が増えるので良質なコンテンツだと判断されやすくなるのですね。
メリット③ユーザビリティ(利便性)に直結する
内部リンクを最適化することで、ユーザビリティ(利便性)が大幅に向上します。
内部リンクが最適化されたサイトは、
クローラーが巡回しやすい=ユーザーもサイト内を巡回しやすい
という事になり、使い勝手が良くなるということですね!
ユーザビリティが上がるとユーザーの満足度が上がり、自サイトのリピーターになってもらえる可能性も増えるでしょう。
また、Googleはユーザーの利便性を非常に重視するため、内部リンクが最適化された利便性の高いサイトはGoogleに高評価されやすくなると考えられます。
内部リンクを最適化する上で取り組むべき事4選
「内部リンクが重要なのは分かったけど、具体的にどうすればいいの?」
とお思いの方もおられるでしょう。
そこで、内部リンクを最適化する上で具体的に取り組むべき事を4つ紹介していきます。
今回紹介する取り組むべきことは、以下の4つ。
①内部リンクのアンカーテキストには、リンク先ページの内容がわかるような具体的なキーワードを使う
②パンくずリストを設置する
③内容が関連している、高品質なページにリンクする
④ユーザーが疑問を持ちそうな場所に適切に配置する
順に解説していきます。
取り組むべきこと①内部リンクのアンカーテキストには、リンク先ページの内容がわかるような具体的なキーワードを使う
内部リンクのアンカーテキストにリンク先ページの内容がわかるような具体的なキーワードを使うことは、内部SEO対策、またユーザビリティ(利便性)の観点からも非常に重要です。
ユーザーも検索エンジン(Google)もリンク先サイトの内容や階層構造を理解しやすくなり、結果としてユーザビリティー、クローラーの回遊性は共に向上し、サイトは検索エンジン(Google)にインデックスされやすくなります。
ユーザーの利便性も良くなるので、Googleにも高評価されるでしょう。
取り組むべきこと②パンくずリストを設置する
パンくずリストとは、今見ているページがサイト内のどの位置にあるかを示すリンクです。
大体がページの最上部付近に設置してあります。
本ブログだと、こんな感じですね。
上の画像の赤丸で囲まれてるのが、パンくずリストです。
パンくずリストを設置すると、ユーザーが今自分がサイト内のどこにいるかを把握しやすくなるというユーザーの利便性向上の利点や、クローラーもサイトの構造を把握しやすくなるというSEO対策上の利点もあります。
だれでも手軽に設置できるので、この機会に設置してみてはいかがでしょうか。
取り組むべきこと③内容が関連している、高品質なページにリンクする
内部リンクは、内容が関連している、高品質なページにリンクするようにしましょう。
なぜなら、Googleは関連性が低いページへのリンクや、低品質なページへのリンクを評価しないから。
Googleは、内容が関連している、高品質なサイトに向けて貼られた内部リンクを高評価するのです。
ユーザー側からしても、内部リンクをクリックしたら全然本文に関係のない記事や質の低い変なサイトに飛んだら、不便だし嫌な気分になりますよね。
SEO・ユーザーの利便性双方の観点から、内部リンクは内容が関連している、高品質なページにリンクするように心しましょう。
取り組むべきこと④ユーザーが疑問を持ちそうな場所に内部リンクを適切に配置する
これは、ユーザーの利便性に大きく影響します。
ユーザーが「ここわからないな・・・」と疑問に思った時に、知りたい情報が内部リンクとして添えてあったら、すごく助かりますよね。
ユーザーが気持ちよく使えるサイトを作っていくためにも、ユーザーが疑問を持ちそうな場所に適切に配置するように心がけてみましょう!
まとめ
今回は、SEO対策で必須な内部リンクについて解説してきました。
・内部リンクとは、自サイトのウェブページから自サイト内の他のページへと貼られた、サイト内のページ同士を繋ぐリンクのこと
・内部リンクを最適化するメリットは、
- ①クローラーが、サイト内を巡回しやすくなる
- ②外部からの被リンクと同様の効果が見込める
- ③ユーザビリティー(利便性)が向上する
・内部リンクを最適化する上でとり組むべきことは、
- ①内部リンクのアンカーテキストには、リンク先ページの内容がわかるような具体的なキーワードを使う
- ②パンくずリストを設置する
- ③内容が関連している、高品質なページにリンクする
- ④ユーザーが疑問を持ちそうな場所に内部リンクを適切に配置する
内部リンクは自分で手軽に設定できる上に、メリットも多くあります。
最適化しない手はないですね!