新型コロナウイルス

【新型コロナ】新型コロナの流行ピークはいつ?夏までには収束?

新型コロナウイルス、流行のピークはいつ頃?

昨今、依然として私たちを脅かし続けている新型コロナウイルス。感染者数は毎日増加を続けており、今や日本中で感染例が報告されるようになってきましたね。その勢いは加速度的に大きくなっており、今後も感染者が増え続けて事態がより一層深刻になっていく可能性も否定できません。

そんな新型コロナですが、
『感染拡大のピークの時期はいつ頃になるんだろう?』
『夏には収束するって噂もあるけど、本当かな?』

このような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、現時点で予想されている新型コロナの感染がピークになりそうな時期や、収束が予想される時期を調べてみました。皆さんの疑問にお答えしていきます。

目次

1,新型コロナの流行のピークはいつごろ?

①現時点では4〜5月頃がピークになると予想
②海外ではピーク迎えたと考えられる地域も

2,新型コロナは、夏までには収束する?

  • 夏場の収束は「誤った期待」WHO発表

3,まとめ

1,新型コロナの流行のピークはいつ頃?

①現時点では4〜5月ごろがピークになると予想されている
結論から述べると、流行のピークは5月ごろ(約3ヶ月後頃)だと考えられています。
しかしピークを過ぎても夏頃までは流行は続くと予想されています。この予想は過去に流行したコロナウイルスの一種であるSARSの例を参考にして出されたものです。
SARSは2002年11月に確認され、ピークを迎えたのが2003年3、4月頃、終息宣言が出されたのが同7月です。その例から考えていくと、今回の新型コロナウイルスが確認されたのが2019年12月なので、ピークを迎えるのは4〜5月頃、収束を迎えるのが8月になる、と考えられるわけです。
しかし、この予想は過去のSARSの例を基に予想をされたものであり、同じコロナウイルスで同じ時期に確認された等の共通点が多いとはいえ、科学的データに乏しく信頼性が高いものとは言えない点には注意が必要です。あくまで、過去の事例から考えられうる一目安、程度に考えましょう。

②海外にはすでにピークを迎えたと考えられる地域も
前述のように日本では流行のピークがこれからやってくると考えられている新型コロナウイルスですが、海外ではすでに流行のピークを過ぎたのでは?と考えられている地域もあります。
お隣の国、韓国では7000人以上の感染が確認されて50人以上が死亡しており、日本以上に流行が深刻であると言えますが文在寅大統領は会議の中で、新型コロナウイルスの感染のテンポが鈍化しており、この傾向を維持することが必要だと述べており、新型コロナの流行がピークを過ぎたのではないかという見方を示しています。
また、初めて新型コロナウイルスが確認された国である中国もピークを過ぎたのではないかとする見方があります。
3月2日時点では感染者数を累計回復者数が追い抜いており、また新規感染者数も以前と比較して減少しており、新規回復者数は増加してきています。
このように、まだ気を抜ける状況ではないとは言え、海外では新型コロナの流行がピークを過ぎたと考えられている地域もあるようです。

2,新型コロナは夏までには収束する?

【WHO発表】夏場の収束は「誤った期待」
結論から言ってしまうと、新型コロナは夏には必ず収束するとは言えません。
巷では、新型コロナの流行は気温が上がる夏頃には収束する、といった噂も流れていますね。
しかし、WHOは「インフルエンザのように夏場になれば消えるというのは誤った期待」との声明を発表しました。
まず新型コロナの収束が夏場に収束するのではないかという噂は、インフルエンザのような季節性のウイルスは湿度や気温が上がる夏場に収束するので、新型コロナも同様なのではないかという考えから来ているものだと考えられます。
しかし、これについてWHOはウイルスが異なった状況でどのように変化するのかはまだわかっておらず、インフルエンザのように夏場には収束するという考えは誤った期待であると声明を発表し、この噂は正しくないということが明らかになりました。
実際に、感染は世界各地に広がっており、高温多湿の地域においても感染が拡大していることからも、夏場収束の噂は科学的根拠に乏しいことが言えそうです。

3,まとめ

日本の新型コロナの流行ピークは4〜5月頃と予想
しかし、夏に流行が収束するとは言えない

海外ではすでに流行がピークを過ぎたと考えられている地域もあるように、日本も近いうちにピークを迎えるのではないかという予想が多いようです。しかし、今回は流行の第一波が過ぎただけであって、流行の第二波、第三波が押し寄せ、再び感染拡大の勢いが加速してくる可能性もあるのではないかと私個人的には考えています。
とにかく、今は何が起こってもおかしくない状況であると言えます。何が起こっても対応できるように、日頃の予防や感染時の対処法を確認しておくなど、私たちにできる備えをしておくことが大切なのではないでしょうか。

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